前項でも取り上げたとおりWiXには5つのプランがあります。
ここではサイトの目的とプランの適正を見ていきます。
ネットショップ・ECサイトは有無を言わず「eコマース」プランとなります。
商品ギャラリーの追加やショッピングカートの追加は無料プランからも行えますが
実際に購入にいたるまでの動作はしません。
制作自体は無料プランのまま行ってから準備が出来次第、eコマースへアップグレードすることをおススメします。
無制限かコンボをおススメします。
WiXの広告削除はもちろんフリードメインを取得出来ます。
ストレージは無制限で10G、コンボで3Gです。
容量の大きい画像を多く使用する場合やページ数が膨大な場合が
無制限プランで、そうでなければコンボといったところです。
帯域幅は無制限はその名のとおり無制限でコンボでは2Gです。
サイトの「帯域幅(バンドウィズ)」の広さ(狭さ)は、
一度にサイトを閲覧できる訪問者数や、サイトの閲覧速度のことで
訪問数が多いサイトは無制限、狭域ビジネスでアクセスがローカルな場合はコンボでも十分対応できます。
この二つの差はサイト制作当初には見えてこない部分もあるので
サイト運営していく中で「表示速度が遅い」「ストレージが足りない」などの現象が起きたらコンボから無制限へのアップグレードを検討する形をとっても良いかと思います。
また、あわせてカスタムメールも取得してサイトURLにあわせたアドレスも設定しておくことをおススメします。「ちゃんとしてる感」があり、好印象です。
ページ数にもよりますが、コンバージョンを目的としたLPであればストレージや帯域幅からコンボで十分対応できます。
願ったりかなったりですが、よっぽどの人気がありアクセスが集中し、表示速度が遅くなる場合は別です。無制限へアップグレードしましょう。
また、年額や月額での費用対効果は自分でサーバー契約してファイルアップロードする従来のやり方と比較するとコスト高が予想されるのでLPをWiXでやるかどうかから検討されたほうが良いでしょう。
キャンペーン期間が半年以上ということはあまりないと思いますので、数ヶ月以内の一定期間のキャンペーンサイトであれば無制限orコンボの月額プランがおススメです。
販売をしないブランドイメージに特化したものであれば無制限orコンボで対応します。WiX広告削除を行ったうえでブランドに関連した独自ドメインを設定しましょう。
こちらもアクセス状況を見てプランを使い分けます。
社内での情報共有に活かす形でサイト運営をするなら無料プランでも十分でしょう。
無料プランの良いトコロはドメインからサーバーなど維持管理費が無いため、目的に合わせて幾らでもサイトを作ることが可能です。
また、部外者からの閲覧を避けたい場合はログイン機能を利用してサイト公開と同時に閲覧予定者にたいしてログイン情報を配布することで可能です。
ただ、大前提として社外秘とか機密度が高くセキュリティが気になるものであればサイトに載せるのはやめておきましょうね。
いわゆる作品や制作実績などを掲載するためのサイトですが、ほとんどの場合は個人のものが多いので、この場合は無料プランかコンボでの対応をおススメします。
キーになるのはドメインとストレージです。帯域幅は早々影響は無いと思います。
最後にココまでで、ドメイン接続のプランをまったくおススメしませんでしたが
・取得済みのドメインが有力な場合
・複数ドメインの接続
この場合はドメイン接続をおススメします。
WiXでは1サイトに対し最大3つまでドメイン接続が可能です。
また、ドメインそのものの移管はできません。接続まで最大72時間かかります。